スーツケースについているTSAロックってなんのこと?

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掲載日:2015-09-18

スーツケースについているTSAロックってなんのこと?

海外の空港では、荷物を運ぶ際に投げられたり荒々しく扱われたりすることもしばしばあります。そのため、ここでは旅行の道中もストレスなく安心して荷物を運ぶための上手な旅行バッグの選び方をご紹介します。また、最近ではほとんどのスーツケースに備わっているTSAロック機能について、メリットと注意点をご説明します。

旅行バッグの選び方

旅行バッグには、スーツケース、バックパック、キャリーバッグなどさまざまな種類があります。海外旅行には大量の荷物を楽々運べて、空港で荷物を荒々しく扱われても良いように丈夫なスーツケースがおすすめです。スーツケースは、キャスターが付いているため女性にも運びやすく、容量もデザインも豊富にあります。スーツケースを購入する際は、アメリカ領方面の旅行に最適なTSAロック付きのものを選ぶと良いでしょう。

TSAロックとは?

アメリカ運輸保安局 TSA(Transportation Security Administration)によって認可、容認された鍵のことをTSAロックと呼びます。

アメリカ合衆国領方面(ハワイ、グアムを含む)への国際便では、厳重なテロ対策の一環として、勝手に荷物を開けて調べられる場合があり、TSAロックのないスーツケースの鍵は、無理やり壊して開けて調べられるケースがあります。その場合の破壊や紛失に関する保証はありません。TSAロックでカギを閉めていると、一致する鍵を航空会社側が持っているので、鍵を壊されずに開けて調べてもらうことができます。TSAロックのカギを開けられるのはTSA職員のみなので、中身を盗まれるリスクが低くて安心です。空港内の職員による盗難は頻発しているため、TSAロックは安全な機能と言えるでしょう。

TSAロック付きのバッグを持っていないが、TSAロックをかけたい場合

持っているスーツケースにTSAロックが付いていない場合は、TSAロック付きスーツケースベルトで代用可能です。この場合、スーツケース自体にはカギをかけず、ベルトでロックします。

TSAロックをする時の注意点

航空会社や行き先に場所によっては(時には、アメリカでも)TSAロックをかけてはいけないと言われてしまう場合があります。その場合、カギをかけていると壊されてしまう場合があるので、鍵をかけずに預けるようにしましょう。

TSAロックをかけて預けて良い場合でも、TSAロック用の鍵で開けずに壊されるというケースはあります。万が一に備えて、スーツケースの中には、盗まれて困るような貴重品や高級品は入れない方が良いでしょう。

スーツケースの購入の際は、アメリカ合衆国領方面に行く可能性も考えて、どの国に行くにも安心なTSAロック付きのスーツケースを選ぶようにしましょう。万が一に備えて、スーツケースとスーツケースベルト両方ともTSAロック付きにしておけば、より一層安心です。スーツケースの鍵が壊されて大事な中身が盗まれたら、せっかくの楽しみにしていた海外旅行の計画が台無しになってしまいます。TSAロック付きのスーツケースを用意して、旅を安心して楽しみましょう。