駐車場でよくあるトラブルと対処法

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掲載日:2015-01-30

駐車場でよくあるトラブルと対処法

駐車場の利用者の中には、トラブルに巻き込まれた、悪質業者に当たってしまった、不誠実な対応に悩まされた方が必ず出てきます。

どのようにしたら悪質業者を避けられるのか、誤った対応を受けずにすむか、トラブルにはどう対処していけばいいのかを見ていくことにしましょう。

悪質業者は安さだけをウリにしているケースが多い

まず避けなければならないのは、悪質業者にあたってしまうことです。民間駐車場を運営している業者のなかには、一部ですが、このような業者も確かにいます。

料金が安すぎる業者は注意しなければなりません。たとえば、ただの空き地のような、舗装もしていないところに駐車されたり、管理がずさんで盗難や車上荒らしに合う可能性が高いところであったりするかもしれません。

たとえ料金が安いからといってこうした業者に車を預けてしまうと、トラブルの元をつくってしまうことになります。禁止されている、空港ロビー前での受け渡しを行っているような業者にも注意が必要です。

出庫後にキズに気づいても遅すぎる

たとえば、出庫後、戻った車を見てみると、フロントガラスにキズが付いていることに気づいたとします。

駐車場業者は保険に加入していたので対応してくれると思っていたのですが、話がどうも違うようです。詳しく聞いてみると、出庫後にキズがあることに気づいて申し出たとしても、保険の免責として補償は受けられないというのです。これはどの駐車場でも同じです。

こうした事態を避けるには、車を引き取る際に、業者と利用者の双方で車を確認することです。このやり方を嫌がる業者もいるでしょうが、必要な場合は申し出てみましょう。保管方法に自信がある業者は、ホームページに相互確認すると明記しているところもあります。

補償内容、免責事項などは利用規約で事前に確認しよう

悪質業者の存在はもってのほかですが、利用者も大切な車を保管してもらうわけですから、自衛意識も持つべきです。

空港の駐車場は、車上荒らしにあっても、利用者が任意加入している車両保険を使わなければなりません。一方、民間駐車場は、保険に加入していることが前提であるにせよ、駐車場から補償を受けられるメリットはあります。ただ、保険にも必ず免責事項はあります。

たとえば先ほど挙げた出庫後に気づいたキズについても、保険の適用外となります。事前にホームページなどで利用規約をきちんと確認しておきましょう。

業者のホームページなどで利用規約を確認するだけでも、ほとんどのトラブルは避けられるはずです。少なくとも、初めて民間駐車場を使う際は、簡単な情報確認だけで予約するということは止めましょう。

今回は駐車場を借りた場合のトラブル対策についてでした。せっかく旅行から楽しい気分で帰ってきたのに、トラブルが発生してしまっては余韻も満足に味わえなくなってしまいます。以上に挙げたようなことをきちんと確認しておきましょう。